私たちが描く未来は、「無意識でも健康が手に入る」世界を創ることです。
この記事では、どんな世界を目指していきたいか、私たちの理想の世界について書き綴ります。
自己紹介をします
はじめまして、私は株式会社MYPLATEで商品開発の責任者を務める佐藤 香奈恵(さとう かなえ)と申します。MYPLATEの商品について書き綴る前に、少し私自身のお話をさせてください。
私は調理師学校を卒業後、パティシエとして仕事に従事していましたが、体調不良が続くようになり、その原因がグルテンアレルギーであることが分かったことをきっかけに、パティシエを引退しました。
その後は通信やIT企業などで働きながら、「食」について改めて学び直すことにしました。その中で、自分自身の食習慣を玄米食中心へと変えていき、身体や心の変化を実感したんです。3年間を通して食の在り方を見直すことで、人生すらも変わっていくことを経験しました。
私は食にはすごい力があると思っています。食が変わると、人が良き方にも悪い方にも変化します。私は、この食の素晴らしさや美味しさ、面白さ、感動を伝え、そして食文化を紡いでいきたいと思い、今、ここにいます。
温もりを感じる食べ物
温もりを感じる食。私たちが届けたい一つの形。
みなさんのおふくろの味、故郷の味というのは、どんな味でしょうか。
懐かしくて、どこか温かい気持ちにさせてくれる味は、人それぞれ違うと思います。愛情が込められたごはんは一層美味しく感じます。不思議ですよね。毎日の食事で、おふくろの味を思い出すような、温かい気持ちになったら幸せではないでしょうか。
この「温もりの味」というのは、単に食事だけではなく、そこには「愛情」「家族団らん」「兄弟や隣人との会話」など、その場の雰囲気自体が温かい。だから記憶に残り続けるのではないかと思います。
家族団らんで鍋を囲んだ時のような温かさ。食を通して、そんな温かさも届けていきたいと思っています。
食を通して「共感」を築く、「へるしいな社会の循環」を築く
私たちは単に、お弁当や加工品といった商品を売りたいわけではありません。
私たちが良いと思うものを提案して、お客様に「おいしい」とか「もっと改良してほしい」とかさまざまな意見をもらいながら「共感」の関係性を築いていき、協力してくださる生産者や工場の方々とも意見交換したり、顧客の声をお伝えしながら、寄り良いものを「共創」していきたいと考えています。
食べ物が私たちの手元に届くまでには、多くの人が関わっています。
- 食材を作る人
- 食材を販売する人
- 食材を加工する人
- 輸送する人
- 商品を販売する人
- 商品を購入して食べる人
関わる人すべてが幸せな状態が理想ですが、現状はスピード生産と工業化が求められてきた結果、生態系は崩れ、食材自体の栄養価は低下し、ヘルシーとは言えない食べ物があふれることになりました。
何十年もかけてこの循環が作られてきたので、この形をより良い循環なものに変換させていくには、また何十年もかかるでしょう。それでも今から取り組めば、今の子どもたちやこれから産まれる子どもたちが大人になる頃には、好循環な状態が作り出せます。
この好循環を生み出していくために、私たちには何ができるでしょうか。
全国の一人一人がワンアクションしたくなるようなきっかけ作りが出来たら、必ず好転していくはずです。
せっかくやるなら面白く、わくわくするような形で取り組んでいきたいと思っています。わくわくは人を巻き込むと信じて。
日本の豊かな食を継承していくために、私たちは行動し続けていきます。
さいごに
「おいしい」ってしあわせ。
おいしいものを食べた時の人の笑顔って最高ですよね。
私はその時の笑顔が好きです。その笑顔を増やすための商品を作り、お届けしたいと思っています。
食べた人が幸せな気持ちになったら、その周りの人もきっと幸せな気持ちになる。こんなしあなせな連鎖を「おいしい」で作っていけたなら、幸せです。
あとがき
健康って、もっと、たのしんでいいんだと思う。
おいしいから、つづくんだし。
つづくから、健康でいられるんだし。
おいしい+たのしい+ヘルシー=へるしい。
へるしい食習慣を。
食生活を、へるしいに。
みんながムリせず健康でいられる食習慣を届ける。
食文化を、へるしいに。
だれもが偏見にしばられない食文化をつくる。
食の循環を、へるしいに。
がんばっている生産者さんが報われる循環をつくる。
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おいしい+たのしい+ヘルシー=へるしい
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